何年か前に見た、高畑勲監督のかぐや姫。
この物語はただかぐや姫が月に帰るお話しではありませんでした。
命を表現した作品にあの時の私はとても衝撃を受け涙が止まらず大変でした。
火垂るの墓もそうですが、高畑監督の作品は心をぎゅっと鷲掴みされしばらく呼吸困難になるほどの怒涛の涙に次は見れない。。と思ってしまうほどです。
しかし、子供たちには必ず見て欲しい作品だと感じます。
生きるとは感情、そして感動の連続なんだと思わせられます。それこそが生きること。生々しい禍々しい人のいやらしさにうんざりしたり、自分自身の罪に後ろめたさを感じたり、生きることは罪悪感、罪とセット。
人として生きてなに一つも誰にも迷惑をかけずに清廉潔白な人などいないでしょう。
この世に産まれた奇跡に感謝して生きたいです。